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ザ・シチズンからCal.0100を搭載した初の和紙文字盤モデルが登場

時計の本質を追求し、卓越した精度を誇る「ザ・シチズン」から、自律型光発電腕時計として世界最高精度をもつCal.0100を搭載し、文字盤に土佐和紙を採用したモデルが特定店限定で発売される。

Cal.0100搭載モデルとしては初の和紙文字盤が採用

土佐和紙は、高知県の土佐市周辺などで1000年以上前から作られてきた和紙である。特に薄さと丈夫さを兼ね備えた和紙として知られ、文化財の修復などに使用される土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)は、手すき和紙として日本一の薄さを誇る。また
海外でも、古文書の修復などに用いられるなどの高い評価を得ている。ザ・シチズンに使用されているのもこの土佐典具帖紙である。

下板にプラチナ箔とプラチナ粉で模様を施し、重ねた和紙の上からその模様が透ける仕様により、同じものはふたつとない文字盤が職人技によって完成する。

従来のエコ・ドライブでは、消費電力が大きく目盛りの真上にのせるのが困難だった、重さのある真鍮製の秒針を採用している。針の垂直部を斜めにカットすることにより針が反射し、時刻の読み取りがしやすいヘールカット形状の時分針や、高精度を司るクリスタル(=結晶)をモチーフとしたケースのラグも、年差±1秒という卓越した高精度を感じさせるデザインとなっている。

シチズンならではの表面硬化技術「デュラテクトプラチナ」を施したステンレススティールケースに、稀少な竹斑のワニ革バンドをあわせ、上品で落ち着きのある1本に仕立てられている。文字盤や裏蓋にはゴールドカラーのイーグルマークを配し、裏蓋に「EAGLE」の文字とシリアルナンバーを刻印した、限定モデルらしい特別仕様となっている。

1000m先の獲物をも見つけられるという視力を持つ鷲は、未来を見据えて行動する先見性の象徴であると同時に、古来から人とパートナーシップを築く生き物である。このイーグルマークは「常に先を見据え、理想を追求する」「身につける方に永く寄り添う」という「ザ・シチズン」のふたつの意思を表現している。

世界最高精度を誇るエコ・ドライブ ムーブメント「Cal.0100」

ザ・シチズンに搭載されたCal.0100は、電波塔や人工衛星からの時刻情報に頼ることなく、自立した時計内部の機構だけで、年差±1秒という極めて高い精度で時を刻み続ける。Cal.0100は1秒の美しさを伝え、時計の本質を追求するシチズンの意思と技術を結実したムーブメントであり、限りなく純度の高い1秒を手元で感じることができる。

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